パキ太郎のエロと教育についての考察

エロと教育について書きます

人間が欲求から逃れられない理由

f:id:Pakitaro:20180905162043p:plain

 

人間の欲求は
「長く生きること」
「種の再生産活動(性行為)をすること」
の2つだと言われるが、なぜその2つなのだろうか
結論から言えば、その欲求を持つものが自然淘汰で残ったものだからだ。
 
 
わかりやすく説明をしよう。

 

生物の進化上、過去には
「長く生きること」だけだったり、
「種の再生産活動をすること」だけだったり、
その両方だったり、
はたまたその両方の欲求がない生物も存在したと思う。
 
 
だが結果的に、この中でどの欲求を持った生物が長期的に生き残るかといえば、
当然「長く生きること」、「種の再生産活動をすること」の両方の欲求を持った生物だ。
 
 
 
「長く生きること」だけの欲求を持った生物は、
「長く生きること」だけを努力することによって満足して死んでいっただろうし、
 
 
 
「種の再生産活動をすること」だけの欲求を持った生物も、
同じようにその欲求を満たし、満足して死んだと思う。
現に交尾後に死んでしまう生物は現在でも存在する。
 
 

両方の欲求のない生物は、生まれてもすぐに死んでしまうかもしれない。
が、それはその生物の欲求をしっかり満たしているのだ。
 
 
 
ただ、現在残っている生物の多くはこの二つの欲求を持ち合わせたものが結果的に残り、
他は淘汰されたのである。そしてその欲求は生物のDNAに古くから刻まれた。
 
 
 
だから僕たちにもこの二つの欲求があって、そこからは逃げられないのだ。
 
 
 
「生き残ることを目的として成長したのではなく、
自然淘汰の結果、残った種がこの欲求を持っていたものだった」と言うのが面白い点だ。
(普段の僕たちはそれを成長と言ってしまっているが)
 
 
 
また、欲求から逃れられないと言う事実は、
今後このブログの中の考察で非常に重要な考えとなる。